「もっとわかってほしいのに」
「どうしてあの人は、あんなふうに冷たいんだろう」
恋愛に悩んでいるとき、心の中はたいてい“相手のこと”でいっぱいになります。
それくらい、恋愛って心を揺さぶるものですよね。それだけ本気で人を想っている証でもあります。
でも、こんなふうに相手の行動や態度にモヤモヤしているときって、本当に見つめるべきは「相手」ではなく、「自分の内側」なんです。

問題の“原因”を外に探し続けると、終わりが見えなくなる
たとえば、「彼が私に関心がない気がする」と感じたとき。
そのまま受け取れば、
「もっとLINEしてほしい」
「もっと会う時間をつくってほしい」
そんなふうに、「相手を変えたい気持ち」が出てくるかもしれません。
でも、ここでちょっと立ち止まってみてほしいんです。
「私に関心がない気がする」と感じたそのとき、心の奥にある“前提”や“思い込み”に、気づいたことはありますか?
もしかしたら、
- 愛されるには頑張らなきゃいけない
- 私は後回しにされる存在
- ちゃんとできていないと嫌われる
そんな無意識の思い込みが、過去のどこかで根づいてしまっているのかもしれません。
恋愛は、自分の「内側」を映す鏡
恋愛は、相手との関係性の中に、不思議なほど“自分の内面”を映し出します。
相手との関係性をとおして、今の自分の心の状態や、過去にしまい込んできた感情が表に現れてくるんですね。
そして、相手を責めるほど、自分が見えなくなっていきます。だから、相手ではなく、自分と向き合うことがとても大事なんです。
私のところに来られるクライアントさんの中にも、
「相手が冷たい」と感じていたのに、内面を丁寧に見つめていくと、「自分が自分に対して冷たくしていた」ことに気づく方が少なくありません。
たとえば、
- 我慢して本音を言わない
- 頑張ることをやめられない
- 自分の気持ちより、相手を優先してしまう
そんなふうに「自分の声を無視してきた」ことが、相手の言動として目の前に現れていただけだった、というケースは本当に多いんです。

誰かを責めたくなるときは、「心の奥の自分」に寄り添って
「でも、私ばかりが悪いわけじゃない」「相手にも問題があると思う」そう思うこともあるでしょう。
そしてもちろん、相手の言動が原因になっていることもあると思います。
でも、そのことに振り回され続けるのではなく、「私の内側は、なぜこの現実を引き寄せているのか?」と問い直すことで、人生は少しずつ変わっていくんです。
現実を「自分の責任」として背負うのではなく、
「自分の内側の声」として、優しく見ていく。あ
そうすると、恋愛の悩みも自然とやわらいでいきます。
「自分とつながること」から、すべてが始まる
恋愛がうまくいかないとき、つい相手をどうにかしようと頑張ってしまいがちです。
でも、本当に必要なのは、「自分自身とつながること」だったりします。
- 自分の本音に気づく
- 押し込めてきた感情に触れる
- 本当はどうしてほしかったのかを、自分に聞いてあげる
そうやって、自分の内側にある“痛み”や“望み”に寄り添っていくことができたとき、不思議なくらい、相手との関係性も変わっていきます。
なぜなら、自分との関係性が変わると、外の世界も自然と変わっていくからです。
<おわりに>
恋愛は、喜びもあれば、苦しさもあるものです。
でも、その一つひとつの悩みは、「自分の内面に光を当てていくチャンス」でもあります。
もし今、恋愛に悩んでいるとしたら、それはあなたが「本当の自分と出会う準備ができた」というサインかもしれません。
焦らなくていいんです。
まずは、自分の声を聴くところから。
そこから、愛し方も、愛され方も、少しずつ変わっていきます♡
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