ふとした瞬間に心がザワついたり、モヤモヤが晴れなかったりすることって、あなたにもきっとあるかもしれません。
何をしてもうまくいかないと感じる。
人と一緒にいても、どこか居心地の悪さを感じてしまう。
「私なんか」と心の中でつぶやきながら、人生を投げ出したくなるような感覚。
私もそんな時期が、結構長くありました。

自分を追い詰めながら生きていた頃
どんな状態だったか、ちょっと書き出してみると、
- どんなに頑張ってもうまくいかず、自信が持てない
- 人の輪に入っても、なぜか浮いてしまう
- 本音を言えず、いつも言葉を飲み込んでしまう
- 何かを始めたいのに、うまくいかなかったら…と足がすくむ
- 何を望んでいるのか、自分でもわからない
- 現実を変えたくてセミナーや本に手を伸ばしても、結局何も変わらない
- アファメーションを頑張っても、効果を感じられない
- 誰かの一言がいつまでも気になって、落ち込んだり怒りが抜けなかったりする
- 「できるはず」と思っても、行動できない
まだあります。
- 子どもの顔色が気になって、どう接していいのかわからない
- 自分ばかりがのけ者にされているような、疎外感
- 家族にイライラしてしまい、自己嫌悪に陥る
- 気持ちは焦るのに、体が動かない
- 人間関係のトラブルが、職場や場所を変えても繰り返される
- 将来に希望が持てず、生きていることが虚しく感じる
- アルコールに頼ってしまい、それをやめられない
- 子どもの頃から親に理解されず、いまも心の中で母親を責めている
ちょっとどころじゃないですね。笑いたくなるほど出てきました。
当時の私は、「私なんか」という自己否定に陥っているのに、それに気づけず、自分を追い詰めながら生きていたように思います。
「それが当たり前」「それがどうしようもない自分」だと思っていたんです。

すべての原因は「外側」にあると思っていた
特に私の場合は、母親との関係に根深い思い込みがありました。
「母親のせいで私はこうなった」
「母さえ変わってくれたら」
「私は悪くないのに」
そう信じて疑わず、ただただ怒りや悲しみを抱えながら生きていました。
でも、ある時、精神的にどん底のような状態になり、自分自身と本気で向き合わざるを得なくなったんです。
行動と学びの先にあった気づき
そこから、知人にすすめられた本を読んでみたり、講座に参加したりと、それまでとは違う行動を始めました。
すると、今まで気づかなかった自分の思考のクセや、反応のパターンが少しずつ見えてくるようになったんです。
私が感じていた苦しさは、過去の出来事から脳にインプットされた「思い込み」によって引き起こされていたんだ。
その視点を持てるようになったことで、人生が動き始めました。
「脳」は、生きるうえでの多くの判断を、自動的に処理しています。
幼い頃に身につけた「私はダメだ」「どうせうまくいかない」といった自己否定の思考のクセは、脳の自動的な処理に取り込まれてしまう。そして無意識のうちに、今の行動や反応に影響を与えている。そのことに私は気づいたんです。

「現実」を変えるために、必要なこと
これまで私は、たくさんの方法を試してきました。
そして今は、自分の中にあったあの苦しみのほとんどが、「思考のグセ」や「思い込み」によってつくられていたものだったとわかります。
たとえば、
- 無意識に自分を責めるクセ
- 他人と比べて自分を下げてしまうパターン
- 「誰にも助けてもらえない」という思い込み
- 「がんばらなきゃ価値がない」と信じ込んでいた価値観
これらを丁寧に見つめ、書き換えていくことで、少しずつ現実が変わっていきました。
今では、当時抱えていたような悩みは、ほとんどありません。
そして同じように悩んでいた方々にも、安心して自分自身を取り戻してもらえるようなサポートをしています。
抜け出す道は誰にでもある
もし、あなたがここまで読んで「これは私のことかもしれない」と感じてくださったとしたら、それは、あなたの中にある「本当の自分」が、目を覚まそうとしているサインかもしれません。
私たちは、思考や脳のはたらきに知らず知らずのうちに振り回されているんですよね。
でも、それに気づいて少しずつ書き換えていくことは、誰にでもできます。
私自身がそうだったように、どんなにネガティブな感情や思い込みに支配されていたとしても、そこから抜け出すための「道」はあるんです。
あなたもぜひ、ご自身の今の状態を書き出してみてください。
そして、「本当はどうなりたいの?」と、自分に問いかけてみてください。
あなたの中にある答えが、きっと聴こえてきますから♡
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