心がちょっとザワッとしても、無理してでも笑顔をつくる。

自分の気持ちより、相手の気分を優先する。

「うん、いいよ〜」

「私は大丈夫だよ」

気がつけば、そんな言葉を口にしている自分がイヤになる。なんだか時々ぐったり疲れてしまう。

そんなふうに「笑ってやりすごす」ことが、がクセになっていませんか?

その笑顔の陰に、どこかに置いてけぼりの自分がいる

その場をやわらげるためとか、、相手を傷つけないようにするために、無理をしてでも笑顔でいようとするときがあります。

でも、そのやさしさの奥に「“自分を守るクセ」が潜んでいることもあるんです。

  • 怒ってると思われたくない
  • 空気を悪くしたくない
  • 気を遣われたくない
  • ちゃんと「いい人」でいたい

そんな思いがあると、「自分の本音を飲み込んででも、笑顔でいた方が楽」と無意識に選んでしまうことがあります。

でも、無理して笑顔を続けていくと、どんどん心の中に「置き去りの自分」が増えていくんです。

「笑ってごまかす」ようになったのは、どうして?

その背景には、「感情を出すとイヤな思いをする」という経験が潜んでいることが少なくありません。

  • 泣いたら怒られた
  • イヤだと言ったら無視された
  • わがままはダメだと言われた

そんな風に、自分の気持ちを出したことで傷ついた記憶があると、「笑っておく方が安全」と思うようになります。

「素のままでは否定されてしまう自分」という経験が重なって、笑っていれば自分の感情を知られずに済むと思い込んでいるんですね。

小さい頃のあなたは、

「いい子にしていれば、認めてもらえる」

「怒らないでいれば、ほめられる」

そんな環境でがんばってきたのかもしれません。

思い込んだまま大人になっでしまったので、今も心は「本当の気持ち」を出すことを恐れているんです。

笑顔の裏には、たくさんの我慢や寂しさが隠れているんですよね。

ゆるめるヒント:「本当はどう感じていた?」と聞いてあげる

モヤモヤするのは、内側の声に気づいてほしいという、あなたの魂からのサイン。

子どものあなたは「こうするしかない」と思い込んでしまったけれど、もう必要ないって気づいて!っていう心の声です。

ひとりの時間に、自分に問いかけてみてください。

「あのとき、本当はどう感じてたかな?」

すると、

「無理してた」

「ちょっとイヤだった」

「本当は悲しかった」

そんな本音が、ぽろっと出てきたりします。

笑っていたのは、「本音を知られたら自分が傷つくかもしれない」という怖さがあったから。

その声を聴いて、怖さを抱えていた自分を認めてあげるだけでも、心はゆるんでいきます。

笑顔でるいって、すごく素敵なことです。

でも、自分の気持ちを置き去りにした笑顔は、心の奥に疲れを残してしまいます。

モヤモヤは、「私の本音を聴いて」というサインです。

無意識に人にばかり向けていた優しさを、笑ってがんばってきた自分にも向けてあげてください。

するとね、少しずつ、無理のない心からの笑顔になっていきますから♡

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