「何をやってもうまくいかない…」そう思っていた私だったけど……

こんにちは、しのぶです。

起業したての頃、私は自分にも商品にも本当に自信がなくて、不安でいっぱいでした。ヒーリングのセッションを始めてみても、なかなかお客様は集まりません。

「私のやり方がダメなのかな…」

「そもそも私のやっていることに価値なんてあるんだろうか?」

そんな思いを抱えながらのウツウツした毎日でした。

「セッションを受けたい」 「人に言えないことでも話せる」そう言っていただけるようになるなんて、以前の私からは想像もできないことでした。

私がこれまで、どんな人生を歩んできて、 どれだけ自己否定が強くて、 親との関係にも子どもとの関係にもどんなに悩んできたか、 詳しくはプロフィールに書いているので、よかったら読んでみてくださいね。

さて今日は、なぜ人は特定の起業家に惹かれるのか、 その秘密について私自身の視点も交えながら お話ししていきたいと思います。

自然体でファンが集まる起業家の秘密とは?

起業した当初、私は 「ヒーリングの知識をきちんと伝えなきゃ!」 「脳科学や引き寄せの考え方をちゃんと説明しなきゃ!」と考えていました。

セッションの説明でも、SNSでも、 とにかく専門的な立場で伝えようとしていたんですよね。きっと「私はこんなことを知っているんです!」アピールが強かったと思います。汗

でも、そんな発信をしても、なかなか人は集まりませんでした。

無料のセミナーを開いても 参加は数人だけ。「やっぱり私には向いてないのかも…」 と惨めな気分でした。

せっかく準備したのに、参加申し込みは1人ということもありました。画面の向こうのおひとりに、 私の話が伝わっているのかどうかもつかめず、不安を感じながらの1時間。話し終わった後はガックリ落ち込みました。

「私の話なんて 誰も興味ないんだ…」ってつくづく感じて…

でも私は、大切なことに気づけていなかったんです。

人が求めているのは、私が伝えようとしていた 「正しい知識や方法論」じゃなかったんですよね。そうではなくて 「共感できる体験談」だったんです。

転機は「本当の自分」を見せた時から

ある日思い切って、 自分の過去の失敗や悩みをSNSに投稿してみました。

「封建的な親との関係に長年悩んでいたこと、 結婚が破綻した原因、子どもとの 距離ができてしまい自分を責め、心が痛んで夜も眠れなかったこと…」

自己開示と言われるものですが、結婚に失敗した状況なんて、自分の惨めさをさらけだすようで、その頃の私にとっては絶対口にしたくないことでした。

それまでの 「ヒーリングでこう変われるんです!」 「脳科学的にはこういう見方ができます!」 といった知識を伝える発信とは180度違う内容です。

するとね、思ってもみなかった嬉しい反応をいただいたんです。

「わかる〜」 「私も同じ悩みです」 「なんだか希望がわいてくる」

などなどのメッセージをいただいて、 本当に驚きました。

そこで気づいたんです。人は「知識豊富な専門家」の言うことより、「傷を乗り越えた体験談」の自己開示に惹かれるのだなって。

人を惹きつける起業家の3つの秘密

私はこれまでの経験から、ファンが自然と集まる起業家には3つの共通点があると思います。

1. 「傷の物語」を自己開示する勇気

完璧を装うより、自分の苦しみや失敗、そこから立ち上がった経験を正直に話せる人に、人は親近感を抱きます。

私はメルマガでも 「何をやってもダメな私」と自己否定に苦しんだことや、 子どもから非難の眼差しで見られ、自分を責め続けた時の痛みも、隠さず書くようになりました。

すると不思議なんですが、「私だけじゃないんですね!」「勇気がでます」「ヒーリングを試してみたい」という反応をいただくようになったんです。

2. 「独自の変容体験」を持っている

これは本当に大事です。

一般的な理論や手法をそのまま伝えることは、勉強すれば誰にでもできます。

でも、「この方法で私はこう変わった」という自分自身の変容体験を持っている人は、それが大きな強みとなって、誰にもまねのできない発信ができるんです。

例えば、「潜在意識の書き換え」は多くの人が語っていますよね。
なので、書き換えの理論や手法を伝えるだけでは、興味を持ってはもらえません。

例えば私の場合は「そのおかげで長年のコンプレックスから解放された」「自己否定がなくなり素の自分でいられるようになった」「子どもとの関係が劇的に変わった」 などの具体的な体験を持っています。

この「実際の体験談」を交えて伝えることで、お客様も信頼してくれるし、「この人ならわかってくれそう」と感じてもらえるのだと思うんです。

3. 「使命」がブレない

どんなに流行りが変わっても、自分の使命や大切にしていることがブレない人に、人は自然に惹かれ信頼感を抱くものです。

私の場合は 「悩みを乗り越え、自分を活かして仕事もプライベートも満たされ、幸せな人生を生きたい人」の力になりたいという想いをベースにしています。

何か新しいことを考える時も、「これって本当にその人に必要?役に立つかしら?」 と自分に問いかけます。

ブレない想いがあると、判断基準がはっきりして、迷いがなくなるんですよね。

この「魅力」はどうやって身につけるの?

ここまで読んで「でも私には特別な体験なんてないよ…」と思ったあなた。

大丈夫です。これは特別な才能ではなく、「心の使い方=マインドセット」なんです。実践しやすい具体的なマインドセットを お伝えしますね。

①「完璧」をあきらめる

今日から「完璧な起業家」を演じるのをやめましょう。

むしろ「自分の弱さ」や 「乗り越えてきた苦しみ」を自己開示してみるんです。

「実はこんな時、私も不安になります…」 という投稿の方が、人は親近感を持ってくれるものです。私の場合、絵が描けなかった頃の話や、 鏡を見るのが嫌いだった話などをシェアしたりといった感じですね。

②「あなただけの変容ストーリー」を大切にする

あなたにしか語れない独自の体験談、「変容ストーリー」があります。

「どん底だった状況 」「転機となった出来事 」「そこから学んだこと」

これらをビジネスと結びつけて語ることができると、あなただけの魅力になります。

私の場合も、親子関係を修復した体験や、自己否定から抜け出した過程など、メンタリングに関連してお伝えできることが色々あります。するとそれが心に残り、「しのぶさんに話しを聞いてもらおうかな」と思ってもらえたりするんです。

③「使命」をもって発信する

これが一番難しいけれど一番大切なこと。

たとえば告知するとき「どれくらい申し込みがくるかな?」って、つい考えたりしませんか?でも、そういう気持ちで書いていると、それはなぜか読む人に伝わってしまいます。

逆に、「悩んでいる誰かの力になりたい」「必要な人にこの思いを伝えたい」という純粋な気持ちで発信すると、不思議なことに、ちゃんと必要な人に届くんです。

私はふと「これを伝えてみよう。きっと役に立つ人がいるはず」 とピンとくることがあると、すぐにそれを書いてみます。すると思いのほか、いい反応をいただけたりします。

最後に…あなたの「ファン」ができるまで

こうした「人を惹きつける魅力」は すぐに身につくものではありません。私も発信を始めてから、実際に「セッションを受けたい」と言ってもらえるようになるまでには、時間がかかりました。

でも、少しずつでも「傷の物語を共有する勇気」「自分だけの変容体験」「ブレない使命」、この3つを意識していくと、 変化は必ず起きてきます。

「あなたの言葉に救われました」「あなたのストーリーに勇気をもらいました」

そんな風に言ってもらえる日が、あなたにも必ず来ます。

一番大切なのは、自分の経験を愛おしく思うこと。そして、その体験に自信を持つこと。

もしかすると、「私には何も特別なことなどない」なんて思っているかもしれません。でも、あなたの悩んできた辛い出来事や、それを乗り越えた過程や体験談が、誰かの希望になるかもしれないんです。

あなたのすべての経験は宝物です。その体験談を少しずつ、勇気を出して世界に見せていきましょう。

私も最初は、自己開示するのがすごく怖かったデス。でも「弱い自分も自分だ」と認めて、思い切ってシェアしてみました。すると、良い反応がいただけて、私自身もより解放されてきたんです。

あなたも、あなただけの魅力で、未来にキスを送れる起業家になることを、心から応援しています!

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